【ブログ】これから親の家を相続するなら「家族信託」を利用しよう①
◎家族信託は使い勝手のよい制度
ここ数年、メディアなどで取り上げられる機会も増え、
「親の老後を守るための使い勝手のいい制度」と評判が高いのが
「家族信託」です。
家族信託とは、簡単に説明すると「自分(親)が元気なうちに、
家族など信頼できる人に、自分の財産を、
自分の目的に沿って運用・管理してもらう」制度のこと。
2007年に信託法が改正され、財産管理がより簡単になりました。
財産を託す人を「委託者」、託された人を「受託者」、
その財産から得られた収益を得る人を「受益者」、
そして託す財産を信託財産」と呼びます。
委託者と受託者が「信託契約」を公正証書で結ぶことで、信託はスタートします。
この制度の大きな特徴は、信託契約の内容について、自由度が高い点が挙げられます。