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【ブログ】親の意見を尊重しながら、家の整理をしておこう

◎親の家が汚いことにいいことはなし

親の家が空き家になり、その活用法を考えるとき、家の中が片づいていないと、何もはじめることができません。

親が自分たちで整理したいのに、できないという状況も増えています。

「親が亡くなったり、あるいは施設に入ったりしたときに、一気にやればいい」と思うかもしれませんが、

相当な時間を割くことになります。知らぬ間に親の大事なものを捨ててしまうこともあり得ます。

また、親が住む家が汚いと、親の健康にも大きな影響を及ぼします。

よどんだ空気のなかで生活することは、親にとって何のプラスにもなりません。

家の片づけは、親が元気なうちに行うことが鉄則です。

とはいえ、親に「片づけてね」といっても、なかなか腰が上がりません。

子どもが率先して行っていくべきでしょう。

 

◎親の理解を得てから、片づけをする

親の家の整理をする際は、なぜ家の片づけをする必要があるのかをきちんと説明し、

理解を得ることが大切です。

実際に片づけを行うときは、子どもが「これはいらないでしょ!」と、

親の価値観を無視して勝手に整理することは絶対に避けましょう。

子どもが「いらない」と感じるモノが、親にとっては「大事なもの」であるケースも多いからです。

子どもの目には不要に見えても、親が「これは必要」と判断したものは捨てないことが大切です。

なお、 郵便物のなかには契約書類など、

重要な情報が紛れている可能性もあるので、一つひとつ確認しながら分別しましょう。

 

◎大量のごみの破棄先は?

片づけで出た大量のごみは持ち込み可能な自治体のクリーンセンターで、まとめて処分すると便利です。

処理費用も安く済むのでおすすめです。多少費用が発生してもよいのであれば、

不用品回収業者に依頼して、まとめて回収してもらうのも一つの手です。

数万円かかりますが楽に片づきます。

なお、「冷蔵庫・冷凍庫」「エアコン」「テレビ」「洗濯機・衣類乾燥機」は、

家電リサイクル法の対象商品のため、自治体のクリーンセンターでは回収してもらえません。

「家電販売店に連絡して引き取ってもらう」「粗大ごみ回収業者に依頼する」のどちらかになります。

 

☆親の家の片づけの4つのポイント

① 親の理解を得る

なぜ家の片づけが必要なのか、しっかりと説明し、親の理解を得る

②親の価値観を尊重する

子どもが「いらない」と感じるものと、 親が「いらない」と感じるものは違う。勝手な判断でモノを破棄しない

③親の住環境をチェック

防犯対策は万全か、リフォームする箇所はないか、バリアフリー化は必要かなど、住環境のチェックもする

④ごみを捨てる

家の片づけによって発生したごみは、曜日ごとの「ごみの日」に出すのが基本。

持ち込み可能な自治体のクリーンセンターでまとめて処分する方法も