【ブログ】相続税 ~相続したときの税金~①
相続税とは
相続税とは、人が亡くなったときに、その亡くなった人(「被相続人」といいます。)から財産の移転を受けた場合にかかる税金です。
この相続税は、相続や遺贈(遺言によるもの)によって財産を取得した個人に対して課されるものですが、
その財産の課税価格の総額が遺産に係る基礎控除額以下であれば、課税されないこととされています。
◇相続税のかかる財産とは
相続税のかかる財産は、亡くなった人のすべての財産が対象となりますが、
お墓や仏壇などの特定のものは対象とされません。
また、生命保険金とか死亡退職手当金などは、亡くなった後に麦などが受け取るもので、
相続によって取得したものではありませんが、これも相続財産とみなされて、相続税の対象となります。
・相続や遺贈(遺言によるもの)による取得財産
土地、建物、株式等の有価証券、預貯金、現金、貴金属、書画骨とうなど(個人営業の場合には、売掛債権とか受取手形など営業上の財産も対象となります)
・相続や遺贈によって取得したものとみなされる財産
生命保険金、死亡退職金、生命保険契約に関する権利、定期金に関する権利など
・相続税の対象とされない財産
相続人のもらった生命保険金等の合計額のうち法定相続人1人当たり500万円までの額(相続人全体で計算します)、
相続人のもらった退職手当金等の合計額のうち法定相続人1人当たり500万円までの金額、墓所、仏壇、祭具、国等に寄付した財産など
→→→次回に続きます!