【ブログ】重要事項説明のQ&A②
Q 求積図は参考資料になりますか。
求積図とは、主に土地の場合は地積測量図、建物の場合は設計図書の1つを指します。
いずれも法的な根拠に基づく資料であれば参考資料になりますが、古い時代に作成されたもので、
その後測量技術の発達によって現況と異なるケースもみられます。
Q確定測量図については、所有者(隣地所有者)が複数回変わった場合にも効力はありますか。
原則、効力はあると考えられます。
ただし、そもそも筆界は、所有者が自由に設定・変更できない概念であり、
時間の経過により、土地の変化、所有者による筆界の見解の相違等があり、
確定測量図作成の年代が古い場合、法務局によっては、再度、隣地所有者の確認を要請する場合があると聞きます。
つまり、効力がない場合もあり得ます。